明日出来ることは今日するな。

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「ローレライ」鑑賞記

2005-03-08 (Tue) 11:24[ 編集 ]

lorelei.jpg
公開二日目の3月6日、待ちに待った「ローレライ」を観てきた。原作を読んでから1年半。この日が来るのが本当に待ち遠しく、また少し怖いような気すらしていた。 まずは上映前に公開予定映画の予告篇が流れる。そこで「戦国自衛隊1549」の予告篇も流れて「ローレライ」「イージス」に比べ、なんとなく盛り上がりに欠けていた気持ちにちょっと火をつけてもらった(笑)。そしてイヤでも盛り上がる「ローレライ」への期待…。 それはとても静かなはじまりだった。しかし、始まった瞬間からこの日を待ち望んでいた1年半を振り返って感極まり、暗闇でウルウルしてしまっていた。上映時間2時間8分のうち、3分の1は泣いてたと思う(爆)。 原作を読んだ者のさだめとでもいうのか、この次はこうなって、ああなって…と、思ったら先読みで泣けてきてしまうのだ。もちろん原作と違う設定や展開、端折ったエピソードもあったけれど、それでも充分すぎるほど泣いた。持って行ったハンディタオルが涙と鼻水でグショグショになったほど(苦笑)。 劇場で映画を観てこれほど号泣したのははじめてだと思う。「南極物語」「宇宙戦艦ヤマト」も泣いたけど、これらの比ではない。一応「外」ということもあって、理性が働いてこれ以上泣いてはいけない…と、自制したにもかかわらず。これが家でひとりで観てたら、やっぱりバスタオルが必要だっただろう。 で、いちばん泣いたシーンはやはり清永クンのシーンと、木崎さんのシーンでしょう。原作とは違うな…と、思いつつも「あぁ、こういうのもアリなんだ。これは映画的な演出なんだ」とわかってても、大号泣。特に清永クンのあのシーンはあの戦争の無意味さを痛感させられて、号泣しつつもしんみり。 と、こんな具合で観てきたわけだけれど。正直言って、原作を読んでから観るより、映画を観てから原作に入ったほうがいいと思う。端折られたエピソードの中に思い入れの深いものがあると「えっ?!、あのシーンないの?」と、がっくりしてしまうと思うから。 わたしは読んでから1年半経ってたし、この間、再読もしてなかったのでちょうどいい「忘れ具合」でそれほど気にはならなかったのだけれど、読了直後の人は正直言って肩透かしを食らうかもしれない。しかし、あの長い話を2時間少々という短い時間内に納めたのはやはりすごいと思う。 映画版「ローレライ」は小説「終戦のローレライ」のダイジェスト版だと思って観ると、納得出来る仕上がりになってると思います。 さてここから先はちょっとマニアック&ネタバレになるので、映画をご覧になってない方、原作を未読の方はスルーしてください。そして「ガンダム」を知らない方には理解不能な話になってしまうことをお許しください。 …「パウラーーーっ!」という絶叫が「ララァーーーっ!」に聞こえたのはわたしだけでしょうか?。そしてパウラの「スーツ」あれはララァがエルメスに乗ってるときのノーマルスーツというか、パイロットスーツじゃないか…と、思ったのはわたしだけでしょうか?。あのコードの束はそうとしか見えない(笑)。 2時間のうち3分の1は泣いてたわたしだけれど、この二つのシーンのときだけはうっすら笑ってしまったのだった。ガンダムに影響を受けた福井さん、樋口監督、そしてスタッフの方々の遊び心だとしたら最高!。いや真面目な検討の結果だとしても最高だけど。 浅倉大佐はもうちょっとシャアになりきってもよかったのに…というか、もうちょっとしゃべらせて(登場させて)あげたかったし、高須さんや田口さんが浅倉さんに救われた…という話を原作通りに掘り下げれば、浅倉さんや高須さんがあそこまで「悪役」にならなくて済んだだろうな。 そうすれば、より戦場の悲惨さが伝わっただろう。やはり原作に書かれたあのシーンは映倫にひっかかるんだろうか…?。 「モーツァルトの子守唄] 、とても良かった。サントラも欲しいくらい。しかし、わたしはやはり「椰子の実」であってほしかった。乗組員が全員で合唱するところが見たかった!。…と、コレをやられると絶対ハンディタオルでは事足らなかったとは思うんだけど。あの歌は小説「終戦のローレライ」の象徴だからこそ、使わなかったということ?。 最後の戦闘シーン…。小説では手に汗を握りながら一文字、一行、一文を追って読んでいったのに、映像になるとほんの数分で終わっちゃうのね(苦笑)。ここをもう少し詳しく丁寧に見せて欲しかったな…。 なんてことをつらつら書いたけど、こんなことやってたら3時間でもおさまりきらないだろうな。2時間という枠の中ではやはりあの「ローレライ」が限度だし、最高だったのだろう。 あちこちの映画評やネットでおおむね好評ではあったけれど、「ローレライシステム」の突飛さや時代考証の甘さに「これはどうなの?」的な感想も見かけて、心配してたけれど、福井ファンならずとも見る価値のある映画と言えるのではないかしら。 「ローレライ」を通じてあの大戦の意味や今、わたしたちが生きている時代を改めてみつめなおすために見る映画だと思う。
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コメント

kayokoさん、こんにちは。レスが遅くなってしまってごめんなさいね。事情はサイトの方に書いてますので、そちらをご覧になっていただければ幸いです。
香椎由宇ちゃん、可愛いというか美人ですよね。演技力はまだまだこれから…という感じですが、あのルックスはいいと思います!。
ブログ、お引越しされたのかな?。連休明けに作業しますので、しばしお待ちくださいね。ご連絡ありがとうございました。

りっちーさん、レスが遅くなって本当にごめんね。かくかくしかじかで(苦笑)、PCに触れなかったのよ。
さてさて。りっちーさんも観てきたんだね!。
映画はやっぱり原作のダイジェストだよね。原作の奥深さは表現しきれてなかったけど、エッセンスは充分伝わったと思うんだ。
絹見さんのセリフにはじーんとすることが多かったよね。「あきらめるな!」「生きろ!」とかね。
エンドロールといえば…通信所の叛乱兵の中に「富野由悠季」さんの名前があったのにニンマリ(笑)。お顔を存じ上げないのでどなたが富野さんだったのかはわからないんだけどさ。そこで「あぁ、ガンダムだ!」と、改めて思ったのだった(爆)。

mocoさん、こんにちは~~ヽ(゚∀゚)ノ
最近ダンナがパウラ役の椎名由宇ちゃんにloveで
雑誌に掲載されてたりすると手にとって読んだりしてます(笑)
今日は報告です。ブログを変更しました。
お手数ですが、リストの変更をお願いしますm(_ _)m
http://sandalwood.main.jp/simple-days/

やっと話しにこれたよ(笑)
もう、私もほとんどmocoさんと同意見だ!
私も映画としてはあれでいいと思うけど、mocoさんの「ダイジェスト版だと思えば・・・」というのには思わず手を打ちました!そのとーり!
それと、「椰子の実」!!私もあの歌であって欲しかったけど、そうしたらもうボロボロに泣けたと思うわ~~~
私の泣けたのもmocoさんと同じところと、
切り離された折笠が「艦長-!!」と絶叫するとことか、最後に絹見さんが「これから当艦は帰還する」って言ったとこも泣けたわ~~(泣)
あと最後のクレジットにひそかに
「フリッツ・エブナー」があったのも(子役のとこかな?)なんかしんみりしてしまったわ。

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