明日出来ることは今日するな。

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Op.ローズダスト

2006-03-23 (Thu) 23:30[ 編集 ]
Op.ローズダスト(上)Op.ローズダスト(上)
福井 晴敏

by G-Tools

Op.ローズダスト(下)Op.ローズダスト(下)
福井 晴敏

by G-Tools


はいはい、お待たせしました(誰も待ってない?!)、「Op.ローズダスト」の感想でございます。
本館にも感想はUPしてますが、ネタバレしないように書いたのでストレス溜まりまくり(爆)。なので、ここでは思いっきりネタバレというか違う面から感想を書いてみようと思いますので、未読の方はお気をつけくださいませ。なお、ネタバレは「続きを読む」以降に書きます。

2006年、東京。ネット財閥アクト・グループを標的とした爆弾テロ事件が起きる。自他共に認める「ハムの脂身」の並河警部補はひょんなことから防衛庁から出向してきた丹原朋希と一緒に捜査することになった。しかも「ローズダスト」を名乗るテロリスト集団のリーダー、入江一功と朋希は浅からぬ因縁で結ばれていた…。「新しい言葉」を生み出すための壮絶な戦いがはじまる。
福井さんのファンにはおなじみのストーリー展開です。いつのも「悩める若者と熟しすぎたおっさん」コンビだし(笑)。ただし今回はこの二人に加え、やはり陰を背負った若者よりはちょっと年上のお兄さん(羽住)も登場。このあたりのことはネタバレで書くことにして。
「ローズダスト」のメンバーが悲しすぎた。テロリストとして技術は一級(ヘンな表現だ)なのに、気持ちが優しすぎるのだ。もちろん朋希もかわいそうなんだけど、「悪」になりきれない一功たちが不憫だった。新しい言葉をつむぎ出せない日本と言う国に対する一功たちの憎しみや絶望にかける声もなかった。そこへ「そうではない!」と奮闘するおっさん、並河警部補もこれまたいろんなものを背負い「脂身」になった身。それでもがんばる「おっさん」は、福井さんの描く日本のマストアイテムだ。
では以下、ネタバレ…というより、暴走感想に行きます。
はいはい、お越しやす~。

今回、正直言って朋希は好みのタイプではない!(笑)。ちょっと悶々としすぎてるのよ。若者は悶々としててはいけません(爆)。行のようにいい意味、悪い意味含めて頑なでなくっちゃ!。なので、朋希よりも同じ悶々仲間(?)の羽住一尉の方がいい♪。なんてったって敏腕ヘリパイだし、背も高い。途中「えーっ、なんで?!」と思ったりもしたけれど、いいんです。心を入れ替えてくれたんだから(笑)。FINAL Phaseでのヘリ操縦技術にはしびれた~~~。それに一功との最後の戦いに臨む朋希に「少し、寝かせろ。終わったら起こせ…」には泣けた。今回はいつもより「泣きポイント」が少ない中でのこのシーンは「わたしが選ぶローズダスト名場面集」でもかなり上位にランクされてます。じゃ、1位はどこ?…となると、なんだろ?。本館でも書いたけど、主要3人のキャラが平均化されたのと同時にストーリーの起伏もわりと平坦化されたような気がしたんだけど。それがいいのか悪いのかはともかくとして、読んだ人が必ず号泣するであろう…というシーンはなかったように思う。けれど、全体としてはじわじわと胸が熱くなってくるという感じ。
それにしても…まさか「ハープーン」を打ち込むとはビックリ!。まぁ、臨海ということは海の目の前なんだから「さもありなん」な話なんだけど。映画「イージス」のあのシーンが甦ってきて、ちょっと熱くなってしまった(笑)。あれが飛んできたのかよ?!、その中で朋希は生きてたのかよ?!(笑)。ま、行も沈んでいく「いそかぜ」の中で生きてたんだからアリだけど。
そうそう。行のIDナンバーを冠した729SOFもがんばった…というより、古森さんががんばったという感じかしら?。SOFにいるからにはあの人も脛に傷を持つ(?)人なんだろうけど、「いそかぜ事件」のときの920SOFの数少ない生き残りとしてのプライドを持った肝の据わった人だった。
あと、一功が最後にやろうとしたこと…最初に読めた。きっとここにローズダストを舞わせるんだな…と。朋希、気づくのが遅すぎ!。それがわかってたらあんな壮絶な死闘にはならなかっただろうに…って言っても仕方ないか(笑)。
今回はちょっといくつかの「恋」があって、この部分だけいつもと感じが違ったかな。もちろん「川」や「12」でもそれなりにあったけど、どういうラストを迎えるにしても前作はハッピーエンドといってもいいのに対して今回はほとんどが悲恋といっていい。人の恋心は自分が思うように動かすことができないというもどかしさと、「それでもかまわない」といういじらしさ…特に留美の思い…に胸キュン(!)でした。
最後にひとつ…あんまり関係ない話だけれど「三佳」という名前、個人的に好き。いや、単に娘と同じ名前だというだけなんだけど。字は違いますが。
…というところで暴走感想は終わりにします。また何かあったら追記するかもしれないけど(苦笑)。長々とお付き合いいただき、ありがとう♪。
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コメント

>ユミさん

おはよ~♪。
本館のBBS、ちょっと規制を厳しくしてるので書き込めないことがたまにあるようです。ごめんね。でも厳しくしたせいかスパムがほとんどなくなってるので、もうしばらくあのままにさせてくださいね。
昨日はこちらも久々にいいお天気でしたよ~。でも、ゴロゴロしてましたけど(笑)。
ハリポタ、読みました。早くないよ~。昔は早かったけど、このごろは頭がついてこれなくて、読むスピードは落ちました(苦笑)。
おぉ、福井さんテレビに出てたんですね。「週刊ブックレビュー」ってBSだよね?。ウチ、いまどきBSが見れないテレビ…っていうか、単に契約してないだけなんだけど。地デジテレビに変えたら…と、思ってるんだけどね。なので、福井さん見てません。きっと福井さんのことだから熱く自作のことを語られたことでしょう(笑)。わたしは「イージス」のほうがやっぱり好きですが、読みやすさでいえば専門用語が「イージス」ほどではないので、こっちのほうがいいかもしれません。

mocoさん…こんにちは。
本館のBBSに書き込めなかったのでコチラに。
今日は久しぶりの晴れ間で朝から洗濯掃除に大忙し…。
やっと今一段落です。
ハリポタもう読了?
mocoさん読むの早いよね~うらやましい。
私の読書はカメのようでなかなかすすみませんよ。
さて今日の週刊ブックレビューに福井さんが出てましたね…見た?
「あっmocoさん見てるかな~?」と思わず録画しちゃいました(笑)。
はずしてたら言ってくださいねん♪
ご本人の話を聞いてたら『Op.ローズダスト』イッチョ頑張ってみようかなと思っちゃいました。

>鬼蝶 さん

はじめまして。ようこそ、お越しくださいました。
TBもありがとうございます。
鬼蝶さんはローズダストのメンバーがお気に召したのですね。
確かにひとりひとりのキャラがきちんと書かれていて、どのメンバーにも「思い入れ」のようなものを感じました。三佳よりも留美の気持ちのほうがわかるし(笑)。
でもやはり福井作品といえば、行ですよね。「川」の保も好きですが、行にはかないません(笑)。

福井作品についてはかなり暴走(!)していますが、よろしかったらまた遊びに来てくださいね。

はじめまして~TBさせていただきました。鬼蝶と申します。
原作のイージスから福井FANのあほぉでございます。ひとつよろしくです(ナニ
昨夜いっきにOPRD読み終えたのですが、やはり福井節炸裂といったかんじですごいよかったです。
私的にはローズダストの面々に惚れてしまいました(;
羽住のおっさんや並河のおっさんもイイアジでてたけど。主人公の彼はたしかに余り今までほどのインパクト?はなかったですね~
如月のキャラが強すぎるのかもしれないですね

>Kao さん

はじめまして。ようこそ、こんな辺鄙なところへおいでいただきました。ありがとうございます。
朋希は…そうですね、今までの市ヶ谷シリーズの若者と違って、悲壮感とか厳しさがあまりないですね。ま、毎回同じような若者ばかりでも面白くないので、これはこれでいいとは思います。ただ、個人的趣味が「行」なので(笑)。
Kaoさんも余韻は、さほど残らなかったんですね。…あぁ、よかった。福井ファンなのにこんなんでいいのかな…と、不安だったんですよ。

はじめまして。

こんにちは。
昨日、本を読み終えたばかりなので、感想を楽しく拝見しました。
今回の朋希は、今までの市ヶ谷の若者とは少し違った感じでしたよね。
個人的には、これはこれで良いかな~と。

>読んだ人が必ず号泣するであろう…というシーンはなかった
この部分、同感です!
ラストも割とあっさりしていて、号泣や感動の余韻は、さほど残らなかった気がします。

>ゆこりんさん

こんばんは。おぉ、もう図書館でお借りになったのですね。早い。
こっちは暴走感想ですが、本館はネタバレも暴走もしてないので呼んでいただいても大丈夫ですよ(笑)。
ただ、本館にも書きましたがわたしは今作よりも「イージス」「ローレライ」のほうが完成度は高いと思ってます。
ゆこりんさんはどう感じるかな?。…ちょっと心配だったりして(笑)。

こんばんわぁo(^-^ o )(ノ ^-^)ノ

今日図書館から連絡が来て借りてきました。
予約したのはかなり前だったような気がします(^^;
mocoさんの感想は、読んだ後でゆっくり拝見しようと
思っています(*^▽^*)
読むのが楽しみ~((o(^∇^)o))わくわく

バレでヘンを一緒したかったの♪


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「Op.ローズダスト 上」 福井晴敏 72ページまで。

作戦開始。 日常を支える柱が一本外れたような、崩壊一途の社会基盤をさらにひと揺れ...

『OP.ローズダスト』、読了!

福井晴敏さんの『OP.ローズダスト』、読み終えるのが惜しく、ゆっくり・ゆっくり読んだのですが、遂に読み終えてしまいました。

『Op.ローズダスト』 福井 晴敏(著)

【評価】 ★★★☆  ◎この記事に、ネタバレはありません。

OPローズダスト 上/福井晴敏

OPローズダスト。福井さんの3年半ぶりの最新刊でございます。去年は福井作品がイパーイ映画化されましたが・・まぁ映画化するとナニなのばかりで残念ではありましたが(FANとし

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